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SWEET BEAT コラム
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■「初めての映画製作」
かねてより、少しずつではあるが、みなさまに紹介させていただいていた、
ミニパラ製作の映画『SWEET BEAT』が来月、9月10日(水)と、9月24日(水)に、
渋谷のアップリンク・ファクトリーにて1回ずつの披露上映イベントを行うこ
とになった。
この映画、今更ながら、少し内容を紹介しておくと、インディーズ・バンド
である RED HOTS のドキュメンタリー映画である。もともと、音楽には興味が
あった自分なんだけど、そういう方面からアプローチしたのではなくて、まず
は映画を作りたい欲求というものがあって、そして、たまたま、自分と映画学
校時代の同期である者がカメラを持ち、パソコンで編集できることが発端だっ
た。
僕は彼に実写を作らないか?と持ちかけ(その前にミニパラで掲載している
『シャドーくん』を2人で製作していた)、彼の友人に音楽関係の友だちがい
て、ライブハウスで時々、撮影をしていることを知って、どこかのバンドのド
キュメンタリーを作ろうよ、その音楽の友だちにバンドを紹介してもらえない
だろうか?ということで、紹介してもらったのが、RED HOTSというバンドだっ
たのだ。
それが2年前の6月、日本中が、いや世界中か、ワールドカップ・サッカーに
盛り上がっていたときであった。日本の試合前というので、日本でもまだ盛り
上がり感が凄かった(最初の試合に逆転負けしてトーンが下がるのだが…)。
その最中にRED HOTSと初対面し、彼女たちのライブを中心に撮影していこうと
いう目算(ではあるが、かなり大雑把な軽い気持ちで)だった。
ちょうど、彼女たちはミニアルバムを製作、発売し、全国ツアーに出る直前
でもあったのだ。ネタには困らないだろう状況にあったというわけだ。彼女た
ち、というのはドラマー以外、リーダー&ギター、ベース、そしてマネジャー
とみんな女性だったから。ドラマーは男だが、リーダーの弟であった。
撮影はほぼ順調だった。ライブの日程は固定されているのだから、どこに行
って撮る、の繰り返しである。ほどなくツアーも終り、各人のインタビューも
撮っていった。しかしながら、その最後のほうで、ちょっとしたアクシデント
があり(これは映画を観てのお楽しみ!)、プラス、編集の際にかなりの時間
を要したことが、ここまで完成に2年余りを費やした主な理由である。
一口に編集というだけなら、つなげていけばいいだけのことかもしれない。
また、多くの日本映画ではそこは監督だけが指示していくものだから、監督さ
えちゃんとしてれば、時間のロスは少ないだろう。けれど、僕らは監督(先述
の映画学校時代の友人が監督である)がつなげたものを僕が観て、そこで「あ
そこはどうだろう?」「ここはこういう風にしたほうがいいんじゃないの?」
という打合せを何度も繰返してのものなので時間がかかったのである。
その甲斐あってか、最初、映画館の支配人に観てもらった時に「面白い!」
という感想を得た。理由は編集だけじゃないのかもしれないし、でも僕らのや
っていることが、ほんの少しだけかもしれないんだけど、認められたような気
分で正直、ヤッタ!という気持ちになったものである。
こういう経緯があって今回の上映に至ったものなのである。今度は一般のお
客さんの感想を聞くことになるだろう。それはかなりドキドキするものである
が、これもまた貴重な体験であり、勉強である。お時間のある方は映画館へ足
をお運びくだされば幸いである。僕が司会する舞台挨拶もついておりますので…。
(越智)
『SWEET BEAT』公式サイト
http://sweet-beat.net/
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