ストーリー
1956年、貧しい女学生ラリータが住むハバナの家の隣にはヘミングウェイの大きな邸宅がある。ラリータは早朝に家を抜け出し、ヘミングウェイ家のプールでこっそり泳いだりもする。窓の内側の老人は見て見ぬふりをしている。ラリータは「老人と海」の物語が持つ力強さにひかれていた。漁師サンチャゴの、孤独だが毅然とした態度に自分を反映させたこともある。そんな中、ラリータはよりよい未来を求めてアメリカ留学の奨学金を申請することにした。しかし、家族は、文学と哲学を学びたいという彼女を笑い、学園紛争に夢中の愛国者の恋人も彼女の計画には反対だった…。