ストーリー
雑誌のフリーライターをしている朝倉ユキには引きこもりの兄がいた。ある日、その兄が独り暮らしのアパートで餓死しているのが発見される。アパートを訪ねたユキが最初に目にしたのは、今まさに掃除を始めるかのように、「コンセント」に繋がれたままの掃除機だった。それからというものユキは、嗅覚異常に悩み始める。きっかけは同僚のカメラマン木村の体から兄と同じ“死”の臭いを嗅いだことだった。ほどなく木村はガンに冒されていることが判る。ふと気が付くと、あちこちに“死”の臭いは溢れていた。なにげなく寄ったビデオショップ、電車の中…。