ストーリー
成功した裕福な精神分析医ジョバンニは、ある日、事故で息子を失う。残された彼は、妻、娘とともに、悲しみと後悔にさいなまれながら、空虚さの中で生きていかなければならない。そんなある日、息子に、夏休みのキャンプで知り合ったガールフレンドがいたことがわかる。子供だとばかり思っていた息子が、家族の知らないところで、恋をしていたのだ。訪ねてきたガールフレンドと悲しみを分かち合ううちに、悲劇に耐えかねてばらばらになりかけていた家族に変化が起こる。彼女が持っていた写真には、自分の部屋で、ひとりくつろぐ息子が写っていた。自分たちの知らなかった彼の人生の一部を目にすることで、家族のそれぞれが決して受け入れられないと思っていた彼の死と、少しずつ折り合いをつけてゆく…。