ストーリー
一人で寂れたガソリンスタンドを経営する未亡人・悦子(石井苗子)の元に、原付で乗り付けてきた不審な若い男が現れ、男はいきなり包丁を突きつけ、僅かばかりの現金を奪い逃走する。悦子は110番通報をしようとするが、諦めてしまう。
その日の夕方、逃走に失敗した男・理一(澤田俊輔)が戻ってきた。強引に部屋へ上がりこみ、勝手に夕食を食べ始めると、ふと付けたテレビで信用金庫強盗のニュースが流れ、犯人が理一であることを悦子は知る。
通報を恐れた理一に手足を縛られた悦子は、隙を見て理一の包丁でコードを切り、逆に切りかかる。怪我をした理一を悦子は手当をするが、警察には通報しないのだった。
その晩、悦子は亡き夫の洋服を理一に貸す。背格好の似ている理一に、夫を重ねて男として意識し始めた悦子は、薄化粧を施すようになる。更に悦子は、車の給油に来た不良娘サトミ(星子麻衣)を理一が親身にしたことで嫉妬心を抱く。悦子は次第に気持ちが高まり、ついに理一を誘う。強盗と人質の関係がいつしか男女の関係となるが…。