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| 亀も空を飛ぶ | |
300字レビュー |
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【マーク堀口のこの俳優をマーク!】 またテロ事件が起きて世の中騒然としているけど、イラクでは毎日のように起きている。そして、この映画はイラン・イラク国境の難民の村が舞台。時はアメリカが戦争をしかけるちょっと前。当然ここにも緊張があるの。衛星放送を設置して、最新のニュースに耳を傾ける村人たち。 ただ、ここの難民はこの地方ではたくさんいると言われているクルド人たち。最近は映画でもよくとりあげられるので、知ってる人も多いと思うけど、彼らの苦難も大変なもの。その苦難の人々だけど、この映画は大人が主役じゃない。主役は子供たち。その多くは家族がいないのよ。テント生活を余儀なくされる彼ら。彼らを演じているのは本当の彼ら。地雷などで腕や足がなく、不自由な生活だと思うわ。 けれど、そんな彼らもずっと生きていかなくてはいけない。ここまで暗い雰囲気で書いてきたけど(この作品を観るとそうせざるを得なくなっちゃうわ)、登場してくる彼らは明るいのよ。それが逆に痛いわ。片足なのにものすごく速く走る男の子。リーダーの男の子(彼はちょっと口うるさいわね。まあ、アタシが言える立場じゃないけど)に英語の意味を聞いて笑わせてくれる男の子。 そして兄は未来を予知する能力を持っていて、可愛いクルド人の女の子は実は拭えない過去を持ってるの。明るい子たちとの対比が逆に泣かせてしまうわね。う〜ん、なんだか、この作品に関してはいつものように書けないわ。ただ、暗いだけの作品じゃないので、本当にたくさんの人に観てほしいと思うわ。これが現実の全てではないし、フィクションなんだけど、この子供たちを観たら、戦争がどんなものか説明がなくてもわかってくれると思う。政治家には特に観てもらいたいものだわ。 |