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| 低開発の記憶―メモリアス― | ||
ジャンル:ドラマ 監督:トマス・グティエレス・アレア 出演:セルヒオ・コリエリ/デイジー・グラナドス/エスリンダ・ヌニェス 原作:エドムンド・デスノエス「Memorias del subdesarrollo」(「いやし難い記憶」小田実訳 1972年 筑摩書房) 製作:ミゲル・メンドーサ 脚本:トマス・グティエレス・アレア/エドムンド・デスノエス 撮影:ラモン・スアレス 音楽:レオ・ブラウワー 配給:Action Inc. 1968年/キューバ/97分/DV/モノクロ 関連サイト:日本 | ||
ストーリー |
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1961年、ハバナ。カストロが社会主義を宣言したことにより、多くのキューバ人資産家が、次々とアメリカに亡命していった。 妻ラウラや両親、仲間たちが当たり前のように出国するなか、ブルジョア階級のセルヒオ(38歳)は、ハバナにひとり残る決断をする。煩わしい妻や家族から解放され、念願の小説を書くためだ。 不動産没収までの補償期間で、家賃収入のあるセルヒオは、働く必要もなく高層マンションから望遠鏡で高級ホテルのプールサイドに寝そべる女性や街を眺めながら、「何も変わっていない」ことを確認しつつ、以前と同じように街を歩き、女性に声をかける。しかし、街と人々は、少しずつ変化していた。 常にヨーロッパを基準にし、キューバに対して傍観者としての立場しかないセルヒオは、革命後の現実が理解できず、次第に内省していく。去っていった妻や手伝いの女性に対する妄想のなかで、女優志望の美しい娘エレーナと知り合う。 |