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陸に上った軍艦 

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作品紹介 

300字レビュー
 

◆新藤兼人が証言者という立場で話をしながら、再現ドラマを観せていくという構成。彼は戦争中、前線には幸運にも赴くことはなかったのだが、宝塚で予科練の世話係のような立場で終戦を迎えることになるのである。
 けれども、そうではあっても軍隊には違いないので、理不尽なことが多く起こる。会社や学校で訳のわからないことに従わなければいけないことを更に強くしたようなものだ。戦争だ、国家のためだ、と言われればいくら一般市民とは言え、我慢しなくちゃいけない。反戦映画と言えば、前線の悲惨さを伝えるものばかりだが、戦争状態になれば後方もまたこのようなことになるという貴重な作品だと思う。
 ただ、演出の拙さもあるけれど、作品の出来としてはあんまり褒められたものではない。だったら、もっとチープにしてもいいんじゃない?そんなに格好つけることもないんじゃない?お金だって勿体無いよ、という気もするのだが、どうだろうか?(越智)  






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