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| 転校生 ―さよなら あなた― | ||
ジャンル:SF 監督:大林宣彦 出演:蓮佛美沙子/森田直幸/清水美砂/厚木拓郎/寺島咲 /石田ひかり/田口トモロヲ/斉藤健一/窪塚俊介/根岸季衣/中原丈雄/細山田隆人/原舞歌/関戸優希/高木古都/高橋かおり/勝野雅奈恵/小形雄二/林優枝/吉行由実/小林かおり/宍戸錠/山田辰夫/入江若葉/小林桂樹/犬塚弘/古手川祐子/長門裕之 原作:山中恒「おれがあいつで あいつがおれで」(角川文庫刊) 製作:黒井和男 脚本:剣持亘/内藤忠司/石森史郎/南柱根/大林宣彦 撮影:加藤雄大 照明:西表灯光 美術:竹内公一 音楽:山下康介/學草太郎 主題歌:寺尾紗穂「さよならの歌」(MIDI) 配給:角川映画 2007年/日本/120分/ビスタサイズ/DTSサウンド/カラー | ||
ストーリー |
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両親の離婚を機に、尾道から母とともにかつて幼少期を過ごした信州に転校してきた斉藤一夫。手にする携帯電話には、父からもらった小さなピアノのストラップが付いている。尾道に恋人のアケミを残し、元気を失っていた一夫だったが、転校してきた善光寺北中学校で幼なじみの一美と再会する。 「大きくなったらあんたのお嫁さんになるって、キスしてあげたじゃない」。 幼少期のふたりの思い出を明け透けなく話す一美に対し、戸惑い、恥じらう一夫。 一美には、山本弘という恋人がいる。彼は一美に一冊の本を手渡しながら話す。 「キェルケゴールの『死に至る病』。一美くんは時々、ふっと自分の空想の物語の中へ入ってしまう癖がある。君にはこの本を貸してあげよう。世界と神、現実と理想、信と知との絶対的対立のうちに、人生の深い意味が見られるのだ」。 弘のその気障りな態度にむっとくる一夫だが、一美とは会話を重ねるうち、昔の勘を取り戻すかのように、自然と呼吸が合ってくる。 一美の自宅は古くから蕎麦屋を営んでいる。両親と祖父、そして年の離れた姪が一緒に暮らしている賑やかな日本の家族だ。兄がひとりいるが今は東京に離れて住んでいる。その日一美は一夫を自宅に招く。昔話の流れでふたりは、思い出の場所である"さびしらの水場"へと足を運ぶ。 「一夫ちゃん、美味しいのよ、ここの水。だからうちの蕎麦も美味しいの」。 柄杓でその水を掬おうとした瞬間、ふたりは誤って水の中へ身を落とす。急いで這い上がった二人だが、やっと気がついたとき、一美は一夫へ、一夫は一美へとその身体が入れ替わっていたのだ。 |