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| オフサイド・ガールズ | |
300字レビュー |
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【こだわりの品(しな)】 イラン女性というのは、ほとんど映画でしかお目にかかったことないんだけど、端正な顔立ちの人が多く、映画を観る楽しみの一つである。この作品の資料にあったんだけど、イランは非アラブ国だそうである。言葉もペルシャ語でイスラム教も少数派のシーア派。だからというわけではないけど、アラブ人とはちょっと違った容姿のようにも感じる。 ところで、この映画に登場する女性たちはさほど美人揃いというわけではない。ちょっと失礼な話だが。この映画はドキュメンタリーのようなドラマなので、役者たちも本当のサッカーの女性サポーターじゃなかったのかな?まあ、それもちょっと失礼な推測だけど。 戒律の厳しいイランでは女性はサッカー場での応援さえもできないそうだ。厳しいと言ってもイランは割りと国際的にまだ開けてるほうだと思ってたので、それは意外であった。なので、この作品、イラン国内では未だに上映されてないそうだ。じゃあ、なんで日本には輸出してくるの?という話だが、どうやら、国外での金儲けは別の話らしい。 映画は前回のドイツ・ワールドカップの予選、対バーノーン戦で、ここでの結果でワールドカップ出場が決まるかどうかの大事な試合。主人公の女性たちがそれぞれに男装して、こっそりスタジアムに入ろうとして捕まってしまう。1つところに一緒にされていた彼女たち。けれど、彼女たちを取り締まった男性の軍人たちも地方出身だったり、サッカー・ファンだったり、同じように希望や悩みを抱えていて、彼らとのやりとりが面白い。イラン国民のわずかながらの現状も垣間見えるようである。 今やアメリカの敵、日本もそれに追随してるところもあるし、はたまたサッカーでは同じアジアのライバル国。しかし、こうして観てみると、なんだか親近感が沸く。次にサッカーで対戦したときは、この映画を思い出して、一概に日本だけを応援するわけにはいかなくなったなあ…。(越智) |