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| チャプター27 | ||
▼ジョン・レノンを殺したニュースは、当時まだ小さかった私でも覚えている。この映画は、犯人のマーク・デイヴィッド・チャップマンが射殺するまでの3日間の行動を描いたもの。なぜ射殺したのか、犯人像について詳しくは描かれてないけれど、あれから27年経ってるのに3日間の行動をよく忠実に描いていると思う。(ささゴン) | ||
300字レビュー |
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◆ジョン・レノンの射殺事件から27年。“チャプター27”というタイトルは犯人のマーク・チャップマンが好んで読んだ「ライ麦畑でつかまえて」がチャプター26までなので、それにかけてのものである。事件からの年数ではない(ダブル・ミーニングかもしれないが)。 にしてもジョンの遺族たち、特にオノ・ヨーコの心中を察すると、この作品はどう映るのだろうか?ジョンの広い心を持ってすれば、他愛のない話だと一笑に付したのかもしれないけど…。けれど、マーク・チャップマンのことをそれほど調べているとは思えない映画の作りである。 それでも、このマーク・チャップマンを主人公にしている点では(彼の独白で綴られていくし)、彼に感情移入し、同情的になってしまう可能性もある。表現としては彼の犯行に及ぶ動機はあまり描かれていないにせよである(観やすいと言えなくもないが)。 結婚生活も上手く言ってるようではなく、誰にも自分の存在を認められてない者(この世のほとんどの人がそうではないだろうか?とも思うのだが)にとっては、尊敬しているとは言っても、お金持ちのくせに“平和、平和”と唄う(古今東西、持たざる者たちが戦争をするのである)ジョン・レノンに不満を感じても不思議ではない。そういうシーンはあるのだが、これも掘り下げてないだけに観客には伝わりづらい。(越智) |