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歓喜の歌 

(C)2008「歓喜の歌」パートナーズ

作品紹介 

300字レビュー
 

◆元ネタは立川志の輔の新作落語。毎年やってる“志の輔らくご”での1作である。落語自体は30分ほどなのだが、それを2時間近くにするために、落語にはなかった新しいエピソードをたくさん、くっつけている。それがどうしても、上手くいってるとは思えない。自分が立川志の輔の落語が好きだから、という贔屓目だけで言ってるつもりではない。
 その新しいエピソードをつけることによって、何が起こっているか、ネタばれを覚悟で書くけど、窃盗が正当化されているのである。公務員や学校の先生(元ではあるが)がその首謀者たちなのである。そうしておいて、彼らには何の罰もない。法律からだけでなく、天の裁きとも言うべき因果応報の部分もないのである。
 最後はみんなで笑って仲良くなって終りなのである。全部の映画を観てるわけではないけれど、最近の日本の映画はこの“みんな仲良く丸くおさめましょう”が多い気がする。それはいかにも日本人的な横並びが好きな考えなのだけれど、映画とは作者の言いたいことを発表する場ではないのだろうか?これではテレビドラマのように衰退してしまうぞ!(越智)  








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