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ペレを買った男 
 (原題:Once in a Lifetime: The Extraordinary Story of the New York Cosmos)


(C)GreeneStreet Films LLC.

作品紹介 

300字レビュー
 

【マーク堀口のこの俳優をマーク!】
 ドキュメンタリーなんだけど、出てくる実際の人たちのキャラクターがなんとも濃いのよね。まずは元祖メディア王でもあるスティーブ・ロス。この人がサッカー不毛の地アメリカにスーパースターチームを作ろうとしたのが、この映画の中心になるニューヨーク・コスモスの始まりだったのよね。この人、どこまで本音かはわからないけど、お金だけじゃなく、総合的な意味での情熱がすごかったんだと思うわ。
 最初は素人集団のニューヨーク・コスモスだったんだけど、スティーブ・ロスはここにサッカーの王様、ペレを移籍させるのよ。これはもう世界中が仰天したそうよ。このペレがブラジル人らしい、わが道を往くというキャラなもので、入団会見も大幅に遅刻したのも描かれているわ。それは“ペレ時間”と呼ばれたらしいわ。笑っちゃうわよね。
 そして、西ドイツの皇帝・ベッケンバウアー、オランダのニースケンスなど、錚々たるメンバーを次々に呼んでくるの。札束積んでって手法は今はやってるクラブも多いけど、当時はそうでもなかったので異色だったの。だけど、その中でイタリアの得点王キナーリャは点もとったけど、ペレとのライバル意識はむき出しにするわ、試合以外でもオーナーと結託して、自分の利権取りに奔走するのよね。
 で、アタシが一押したいのが、このキナーリャ。実際にインタビューにも答えてるんだけど、いかにもってな雰囲気なのよね。ただ、そういう悪評も自分で知ってるんだろうけど、こうしてカメラの前に現れるふてぶてしさはなかなかのものよ。普通の人の神経じゃ考えられないことだわ。ペレは取材を拒否したらしいのがまた好対照で面白かったわぁ。  








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