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300字レビュー |
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◆ご存知キム・ギドク ワールドがいつものように展開される。この監督の作品は非現実の中で進行していく。最近はそれがだんだんとエスカレートしていくようになった。それはよく考えるとおかしなことで本当は首をひねりたくなるのだが、それがテンポよく、ちょっとした笑いも入ってくるので思わず見入ってしまう。 今回も途中から登場人物の気持ちがよくわからなくなってしまう。どう解釈したらいいのか、腑に落ちないところもある。でも、それを考えないのがキム・ギドク ワールドの正しい見方なのだろう。 あと、人妻を演じるチアの、なんとも言えない不思議な存在感、というか歌の歌い方が笑える。それも同じように非現実の世界なんだけど、なんとなく引き寄せられるのだ。これもキム・ギドク ワールドの魔力なのだろう…。(越智) |