ストーリー
国外追放された僧侶たちが集い、身寄りのない子供を完全無欠の暗殺者に仕立て上げる闇組織。そこから巣立ったナンバーワンの男が、みずからのプライドと金のためだけに冷徹に仕事をこなしている。スキンヘッドの後頭部に彫られたバーゴードの末尾2ケタから、"エージェント47"(ティモシー・オリファント)と呼ばれている彼は、世界を股にかけて暗躍している。ロンドン在住のインターポールの敏腕捜査官ホィッティア(ダグレイ・スコット)もまた、この謎の殺人犯を追って世界中を駆け巡っていたが、神出鬼没で決して証拠を残さない"47"に翻弄され続けていた。
"47"の新たな標的はロシアのペテルスブルグに滞在している。共産主義の復興を目論む、政治家ミハイル・ベリコフ(ウルリク・トムセン)。弟のウードレ(ヘンリー・イアン・キュージック)が武器商人をしていることもあって、世界のパワーバランスを崩す危険極まりない人物と見られている。連絡員から"47"に入った報告によると、公共の場で暗殺するしか手はないようだ。ビルの屋上から狙いを定め、遊説中のベリコフの額を、寸分の狂いもなく狙撃する"47"。しかし、そこに思わぬ誤算が…。