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| ジェリーフィッシュ | |
300字レビュー |
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◆あまり鑑賞機会のないイスラエル映画だが、プレスによると年間の長編映画製作本数は12〜18本で、この数年で海外に輸出されている作品のほとんどはフランス合作とのこと。そのせいか、一般的なイスラエルという国の印象からは想像できない、非常にやさしい映画。 出演者のほとんどは、監督夫婦の友人・親族の映画監督や演劇人をはじめ、全く演技経験のない素人など多岐に渡っており、そのキャスティングが絶妙で、観ていて心地よい。 3つの物語が所々で交差しながら進んでいくのだが、登場人物が皆、自身では解決のきっかけを作れずにいる“孤独”を抱えており、それぞれの物語に第三者がかかわることで、主人公たちは周囲との関係を修復していく。 監督兼脚本のシーラ・ゲフェンの実体験に基づいているようだが、その製作過程や出演者との関係など、作品自体が非常に個人的であり、それ故に観る側へ強い感動を与える。やはり全ての芸術は、個人的であるべきだと再認識させられる。 ふとした時に思い出し、見返したくなる、そんな作品。(栗栖) |