ストーリー
5月の新緑がまぶしい美しい田園の中、青年ミヌは、心地良い微風を満喫しながらタクシーを走らせる。早くに両親をなくしたミヌは、高校生の弟ジヌの親代わりでもあり、成績のいいジヌが名門ソウル大学法学部に首席入学することを夢見ている。ミヌは、ジヌと同じ教会に通う看護師のシネに片思いしていて、弟ジヌは純情な兄を時にからかいながらも、兄の恋が実ることを願っていた。ミヌが、ジヌをダシにどうにかシネをデートに誘い、3人は一緒に映画を見に行く。5月18日のことだ。
上映途中、突然、館内に逃げ込んできた青年を、追ってきた兵士が棍棒で激しく殴打し、同時に館内は催涙弾の煙に包まれる。観客たちが押し出て行くと、外は兵士たちと逃げ惑う青年たちで騒然となっていた。空挺特別部隊の兵士たちが、「アカを倒すため」に光州に送り込まれてきたのだ。