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(原題:NO COUNTRY FOR OLD MEN) ![]()
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▼アカデミー賞有力とはいえ、コーエン兄弟作品にかわりはなく、ファンにとってはいつも通り楽しめる。ただ、彼らの作品につきものの対決シーンは、若干はぐらかしが多いような…。原作者に気を使ったのだろうか?ハビエル・バルデムはいい役者である。(越智) ▼アカデミー賞で話題になった映画なので、期待して見に行ったけれど、それがいけなかった。期待しないで見た方が良かったかもしれない。何とかストーリーの流れは掴めたけれど、刑事の言う自分の父親に関するセリフがさらに混乱を誘う。いつもだったら混乱のままでも1回だけでいいやと思うけれど、役者たちの演技が上手かったので、もう1度観てみようかな。(ささゴン) | ||
300字レビュー |
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◆久し振りに「コーエン兄弟」な作品。でもコーエン兄弟にとって初の「原作もの」とのこと。 偶然に麻薬がらみの大金を盗んだ男と、それを追う殺し屋。そして2人を追う保安官。そんな昔気質の保安官によるナレーションで始まり、増加する凶悪で理解不能な犯罪社会への嘆きを主題に盛り込みながら進んでいく。原題“No Country For Old Man”にも、その主観の代表者が保安官であると分かる。 が、そんな物語の主題や主演トミー・リー・ジョーンズの名前などを含む全てを、ハビエル・バルデム演じる殺し屋シガーの異様な存在感がかっさらっていく。ある意味、殺し屋シガーに始まってシガーに終わっていくのである。そんなシガーのダークで、ストイックすぎる故に滑稽なキャラクターが、非常にコーエン作品っぽく感じられる(過度に暴力的ではあるが)。 本作のような、いわゆるノワール的要素の強い作品が発表される度に、「コーエン兄弟の最高傑作」と評されるが、優劣はともかく、コーエン兄弟+撮影:ロジャー・ディーキンスによる「ノワール的」作品は、やはりそれだけで興奮する。(栗栖) |