ストーリー
恋人の死をきっかけに、東京から移り住んだ村の小さな天文台に勤務している新菜。新しい彗星を発見し、それに村名を冠するという自治体からの指令を受けて、昼間は地域の子供達や観光客相手に天文台を開放したりといった日常を過ごしている。
ある日、新菜は都会の生活に挫折して旅を続けている男、正午と出会う。星空にしんしんと向き合う二人。新菜に、正午は次第に惹かれ、また新菜も正午とすごす時間の中で少しずつ心を寄せるようになる。新菜との関わりによって、自分のまなざしが生きることへ向かう力を再び得たと気づく正午。新菜も正午との関わりによって、トラウマ(恋人を喪失した悲しみ)から開放されたことを感じる。再び旅に出る正午。それを見送る新菜の手には…。