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靖国 



(C)2007 Dragon Films Inc. Beijing Film Academy's Youth Studio Beijing Zhongkun Film Inc

作品紹介 

300字レビュー
 

【こだわりの品(しな)】
 靖国神社。終戦の日の風景。この映画はその時、行われていることを詳しく見ることができる。ただ、外国の人が見ると、また日本人が勘違いされそうだ。まあ、そんなことはどの映画でも起こり得る可能性があるのだが。
 右よりの人たちの参拝風景、抗議する人たち、なぜだかアメリカからやってきて「小泉総理を支持します」(当時は小泉政権。途中、参拝する姿も出てくる)というプラカードを持っている白人、彼に「アメリカへ帰れ!広島のことは忘れないぞ」という人などなど…。
 映画では他に、神社で働く最後の刀匠の姿が並行して描かれる。戦争中はここで作られた日本刀が軍人たちにくばられたそうだ。その刀匠は90歳だが元気に仕事している。彼は黙して多くを語らないが、合間にはさまれるエピソードはこれもまた知ることが少ないだけに衝撃を受ける。戦争中、捕虜の首を切る写真には生首が飛んでいるものもある…。
 でも、それよりも怖いのは、こういうことが毎年のようにここで行われているのに、新聞・テレビなどの大きなメディアが報じないということ。映画が進むにつれて、少しくらい国民に知らせろよ。何、スルーしてんだよ!という憤りを感じた(終戦の日は武道館の模様か、閣僚の参拝くらいしか見たことないぞ)。
 ちなみに面白いなと思ったのは、抗議する人と、その人たちに凄みをきかせて恫喝する人々ってのは、すぐには暴力行為に至らないんだけど、警察が来てなだめようとすると衝突が起きるってこと。誰か止めてくれるって思ったら、ケンカするってのは人間の性かな。あ、もう一つ、一番の強面は小泉総理の周りにいるSPたちだった。最初、ヤクザかと思った…。(越智)  








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