ストーリー
「レン…未来でも、俺が見つけるから」
人々を「有用」と「不要」にわけ、居住地域さえも分けられた500年後の未来から「過去流しの刑」で送られてきた囚人である少女、朝槻憐(あさつきれん)。
憐は学校と自宅以外では誰にも認識されない「孤独の刑」を与えられていた。周りの人の記憶は未来世界のコンピューター「時の意思」によって操作されており、クラスメイトや祖母は憐が突然現れたことを疑わず、ずっと一緒に生活してきたと信じきっていた。しかしただ一人、鳴瀬玲人(なるせあきひと)だけは違った。
玲人は憐の存在を不思議に思いながらも惹かれていき、憐もただ一人学校の外でも自分のことを認識する玲人に、未来のことを話すようになる。そして二人の距離が近づくにつれて、周りでは不思議な出来事が頻発し始めた。
そんな時、クラスに「シュウ」という生徒が転校してきてから、二人の日常はさらに大きく変化していく。シュウの謎めいた言葉。自身が憐のいた未来に大きな関わりを持つことを知る玲人、そしてついにはかけがえのない仲間を失う結果となる。
ショックを受ける二人に追い討ちをかけるようにシュウは、自分が「時の意思」だと告白する…。