内容
アメリカ公演「弥次喜多道中」は、八王子車人形との共演、若狭掾の英語を交えた語り。字幕の効果も相まって、観客も大いに盛り上がる。若狭掾にとっては、日本も外国も「新内節」の伝承に変わりはない。飛騨高山では、由緒ある高山の路地を若手と一緒に、「新内流し」で情緒を醸す。新内の名作、初代若狭掾作曲の「明烏夢の泡雪」を唄いあげ、松本では、日本料理の店で、「らん蝶」を唄い、座敷芸の真髄を演出する。ハイライトは、白山での若狭掾 作・演出「滝口入道」の上演。能楽師の松井彬、車人形の西川古柳、朗読とのコラボレーション。満員の観客に支えられ、人間国宝、鶴賀若狭掾の渾身の舞台。