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福島 

懺悔

 (原題:ПОКАЯНИЕ)

わたしは見た。
なすすべもなく―

懺悔
(C)Georgia-Film,1984
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■1987年 カンヌ国際映画祭審査員特別大賞・国際批評家連盟賞・キリスト教審査員賞
■1987年 シカゴ国際映画祭審査員特別賞
■1988年 NIKA賞(ソ連・アカデミー賞)作品賞・監督賞・主演男優賞・撮影賞・脚本賞・美術賞
作品情報
ジャンル:ドラマ

監督:テンギズ・アブラゼ

出演:アフタンディル・マハラゼ/イア・ニニゼ/メラブ・ニニゼ/ゼイナブ・ボツヴァゼ/ケテヴァン・アブラゼ/エディシェル・ギオルゴビアニ/カヒ・カフサゼ/ニノ・ザカリアゼ/ナト・オチガワ/ダト・ケムハゼ

脚本:ナナ・ジャネリゼ/テンギズ・アブラゼ/レゾ・クヴェセラワ
撮影:ミヘイル・アグラノヴィチ/ソロモン・シェンゲリア/ギア・ゲルサミア/ヴァレリ・シャヴェリ/グラム・サザグリシヴィリ
美術:ギオルギ・ミケラゼ
音楽:ナナ・ジャネリゼ
配給:ザジフィルムズ


1984年/ソビエト(グルジア)/153分/スタンダード/カラー/モノラル



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ストーリー
 なれた手つきで教会をかたどったケーキを作る一人の女性、ケテヴァン。傍らに腰掛けていた男が、新聞を広げて叫んだ。「素晴らしい人が亡くなった」。ケテヴァンが新聞を覗きこむと、そこには満面の笑みをたたえる一人の男の写真が載っていた。
ヴァルラム・アラヴィゼ。その男の名だ。ケテヴァンが幼かった頃から、市長であり、偉人として崇められていた人物。ケテヴァンは男の写真に見入りながら、自らの過去とともに、繰り返し念じていたことを思い起こす。
 ヴァルラムの葬儀が行われている。葬儀には多くの人が参列し、ヴァルラムの息子アベルは多くの人から父をたたえる言葉をかけられ、無事終わった。
 翌朝、アベルは妻の叫び声で目を覚ます。何事かと庭へ飛び出すと、そこには墓から掘り起こされたヴァルラムの遺体があった。死者を辱める行為に狼狽するアベル。ヴァルラムの墓が暴かれる事件はその後2度続いた。そのために墓はアベルとその息子トルニケ、そして警察によって厳重に監視された。しばらくして轟く銃声。トルニケが発した弾が犯人の肩に命中、取り押さえられた犯人はケテヴァンだった。
 法廷にケテヴァンは自信にみちた姿で現れ、自らの行為を認めつつも、掘り起こしたことは罪ではないと主張し、こう続けた。「私が生きている限り墓地で眠らせません。誰にも邪魔はさせません。こうなることが私と彼の運命なのです」。「私の目的は彼に対する復讐ではありません。ヴァルラムは私にとって忘れ得ぬ不幸と苦悩の源泉なのです」と。そしてケテヴァンはまっすぐ前を見据え、心の奥底に封印していた過去を語り始めた。「私が8歳の時にヴァルラムは市長になりました」…。

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