ヒロシマ・ピョンヤン

棄てられた被爆者

ヒロシマ・ピョンヤン
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作品情報
ジャンル:ドキュメンタリー

監督:伊藤孝司



企画・構成・撮影・写真・ナレーション:伊藤孝司
朗読:新屋英子

音楽:河弘哲
配給:ヒロシマ・ピョンヤン制作委員会


2009年/日本/90分/HDCAM



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内容
 朝鮮民主主義人民共和国(朝鮮)の首都・平壌(ピョンヤン)で暮す李桂先(リ・ゲソン)さん。二重にしたゴム手袋で食器を洗う。指の皮膚が極端に弱く、素手だとすぐに出血してしまうからだ。髪の毛が、すべて抜けてしまったこともある。被爆したことが、それらの原因だと桂先さんは言う。
 広島市から約27キロメートル離れた大竹市で、桂先さん一家は暮らしていた。1945年8月15日、日本は敗戦。朝鮮へ帰国するための手当てが出るという話を聞き、母親は桂先さんを連れて広島市内へ向かう。その日は、米軍による原爆投下から12日目。広島市内はまだ残留放射能で汚染されていた。手当て支給の話はデマで、しかも母親と娘は被爆してしまった。
 帰国をあきらめた一家の、日本での暮らしは厳しかった。桂先さんは大学進学を望んだが、それは経済的に難しかった。ちょうどその頃、朝鮮への帰国事業が始まる。桂先さんは大学へ入るため、家族の中で一人だけで海を渡った。
 結婚後、桂先さんの健康状態は次第に悪くなっていった。自分の健康を蝕んできた原因は被爆ではないか、と思ったのは2004年。広島から訪ねて来た母親が、病にひどく苦しむ娘の姿を見て、広島市で被爆していることを告げたのだ。それは被爆から59年も経っていた。それまで母親が黙っていたのには、深い理由があった。

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