シルビアのいる街で

 (原題:EN LA CIUDAD DE SYLVIA)

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作品情報
ジャンル:ドラマ

監督・脚本:ホセ・ルイス・ゲリン

出演:グザヴィエ・ラフィット/ピラール・ロぺス・デ・アジャラ/ターニア・ツィシー

撮影:ナターシャ・ブレイア
美術:マイテ・サンチェス
配給:紀伊國屋書店/マーメイドフィルム

2007年/スぺイン・フランス/85分/カラー/35mm/ビスタサイズ/ドルビーデジタル



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ストーリー
 朝、ホテルの一室。彼はベッドの上で考え事をしていた。やがてホテルを出て地図を片手に街を歩き出す。カフェに座り、女性客に声をかけるが無視されてしまう。給仕人が飲み物を運んできたが彼の不注意で中身をこぼしてしまった。
 翌日、演劇学校の前にあるカフェで。店の奥に座り客を観察し、ノートにデッサンをしている彼。ノートの余白に"シルビアのいる街で"とフランス語で書く。カフェの喧騒、市電の通りすぎる音、ジプシー音楽風の物悲しいメロディーをバイオリンで弾く女たち。彼はガラス越しに美しい女の姿を見つけハッとする。カフェを出て行く女。彼は慌てて彼女のあとを追った。中世風の美しい街並みで繰り広げられる追跡劇。
 彼は女にシルビアと声をかけたが何の反応もない。やがて女は市電に乗った。あとを追い自分も市電に乗り込む彼。とうとう女に声をかけた。
「バー"飛行士"で6年前に会ったシルビアだよね。あの時君がナプキンに書いてくれた地図を今でも持っているよ。」女の返事はそっけないものだった。
「私はこの街に1年前に来たばかり。人違いよ。」彼は自分の間違いが信じられなかった。女は「ずっと尾けられていて気味が悪かった。あなたをまくためにわざわざ遠回りして市電に乗ったのだ。」と彼のおこないを非難した。
「最低だ」とつぶやき女に謝る彼。やがて女は市電を降り、彼は1人残された。夜。想い出のバー"飛行士"で孤独に過ごす彼の姿。
 翌朝彼はまたカフェに姿を現した。やがて店を出た彼は市電の駅にたたずむ。通り過ぎる市電の窓越しに見え隠れするたくさんの人々。ガラスに反射するいくつもの人影。彼のノートが風でめくれていく。女の後ろ姿、ブロンドの長い髪が美しく舞っている。駅でたたずむ彼の前を何度も市電が通り過ぎていった。

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